セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

日本人はアジアの中産階級よりも貧乏 一人当たりGDP26位

 

日本にいるだけだと気付きにくいですが、日本人は急速に貧乏になっています。

 

一人当たりの名目GDPは、日本は26位まで落ちました。もはやトップ20すら入っていません。

 

1990年代は常にトップ5に入っていました。

 

アジアだけで見てもマカオ5位、シンガポール7位、香港18位と4番手です。日本よりシンガポールに住む人たちの方が圧倒的にお金持ちです。

 

日本とよく比較に出される韓国は30位です。金額もそうかわりません、近い将来抜かれてもおかしくないほど僅差です。

 

 

世界のひとりあたりGDPランキング

 

世界の一人当たり名目GDP
01位、ルクセンブルク
02位、スイス
03位、カタール
04位、ノルウェー
05位、マカオ
06位、アメリカ
07位、シンガポール
08位、デンマーク
09位、アイルランド
10位、オーストラリア
26位、日本
30位、韓国

 

日本の一人当たりGDP推移
2000年、4位
2001年、5位
2002年、8位
2003年、10位
2004年、13位
2005年、17位
2006年、18位
2007年、20位
2008年、20位
2009年、17位
2010年、15位
2011年、16位
2012年、14位
2013年、20位
2014年、22位

 

世界経済ネタ帳 GDPランキング

 

このペースで落ちていくと、2030年には40位すら入っていないかもしれません。40位というと台湾より下になります。

 

平均点的な日本人よりもインドの中産階級の方が裕福

 

円安効果も手伝ってアジアから観光客が押し寄せています。

 

彼らにとって日本は、かつての行きたくても行けなかった物価の高い場所ではなく、格安の国になっています。

 

アジアにいくと日本人が急速に貧乏になっていることを肌で感じます。

 

感覚でいうと平均的な日本人は、アジアの中産階級の人たちより貧乏です。インドやタイにいって庶民がいくような普通のレストランに行くと、もはや日本よりも高いです。

 

特に仕事がらインドは頻繁に行きますが、年々物価が上昇しているのがはっきりとわかります。

 

若いインド人スタッフが行くような安いレストランに行きますが、それでも日本より高いです。つい4年前は安いと思って値段を気にせずになんでも頼んでいたようなところです。

 

レストランだけでなく、ショッピングモールに行ってもすぐにわかります。衣料品、カフェ、美容院すべてのものが日本より高いです。安いのは道端にあるボロボロの出店くらいです。

 

日本にくるインド人と飲みに行くと、日本の居酒屋が安くてびっくりします。このインド人がお金持ちというわけではありません、20半ばで本当に平均的なインド人です。

 

しかし実際にはインドの国民全体が裕福になったわけではありません。

 

ここ最近の大きな変化は、中産階級層が急激にお金を持つようになりました。ひとむかし前は一部の途上国でも裕福なのは本当に一部だけでした。

 

インドをはじめとするアジアの途上国は貧富の差が激しいため、全体の数値として現れにくい特徴があります。

 

インドの一人当たりのGDPは、世界で143位です。日本の20分の1しかありません。

 

数値だけみて安心すると危険です。

(投資の世界でも数値だけ集めて経済を満足に語る人がいるのと同じくらい危険です)

 

日本は貧富の差が小さいため、他の諸国から見たら平均的に貧乏ということになります。

 

日本でも最近は貧富の差が話題になりますが、アジア諸国とは比べ物になりません。

 

インドでは1年目の新入社員と10年目では給料は10倍違うこともザラです。日本では倍すらなりません。

 

日本はもはや格安の海外旅行先

 

日本にくる観光客数は急速に増加しています。

 

2013年には1030万人で世界で27位でしたが、わずか2年間で1970万人で16位と急速に順位をあげています。

 

2016人上半期は前年同時期のプラス28%です。このペースでいくと2600万人まで上昇します。

 

為替の影響もありますが、それ以上にアジアの中産階級が単純に増えたからです。ひとむかし前の感覚で彼らをみると、日本を旅行できて裕福な家庭なんだと思うかもしれませんが、いたって普通の人たちです。

 

爆買いという言葉が流行りましたが、かれらをみると本当に普通の身なりをしています。特殊なお金持ちではないことがすぐにわかります。

 

外国人からしてみたら、東京の一等地で牛丼屋さんに入って税金入れても350円というのは衝撃的な値段です。

 

海外で寿司を食べようと思うと、安いところにいっても2000〜3000円は取られますが、日本ではより美味しい寿司を1000円以内で食べられます。

 

たくさんの外国人が日本に来てくれるのはありがたいですが、貧乏になった日本人からしてみたらあまりいいことではないかもしれません。