セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

無知な投資家ほど分散投資が好きな理由

 

分散投資かそれとも集中投資をした方がいいのかは、意見がわかれるところです。

 

結論からいうと、わたしの考えは集中投資です。

 

 

分散投資するくらいならインデックス投資の方がいいのでは?

 

資産が多くなると資産に応じて銘柄数を増やしていくのが理想ですが、資金が少ない個人投資家がいくら分散投資をしたところで時間と労力のムダです。

 

そもそも集中投資できないほど銘柄に自信がないのであれば、個別銘柄は辞めて、インデックス投資に集中するべきです。

 

中途半端な投資は中途半端な結果しか得られません。

 

インデックス投資であれば、サラリーマン投資家は投資にかける時間を最小限に抑えることができ、本業に集中することができます。

 

バフェットが集中投資を好む理由

 

分散投資を好む投資家として有名なのが、「ベンジャミン・グレアム」が挙げられます。グレアム氏は、割安な株に対して広く分散して投資をすべきだと考えています。

 

対して、集中投資を好む投資家として有名なのが、「ウォーレン・バフェット」です。実際には複数の銘柄を保持していますが、優良な銘柄と判断すれば集中的に投資すべきだと考えています。

 

バフェット氏は、バリュー投資の父として知られるグレアムの下で投資について学びました。しかし、バフェットはグレアムの投資方法から、後に自分の投資方法を確立させます。

 

自身のある銘柄に集中投資するスタイルに変わっていきました。

 

投資対象を分散さえてリスクヘッジするのではなく、投資対象を知ることでリスクを軽減する方法を採用しました。

 

1銘柄だけに投資したら集中投資、2銘柄に投資したら分散投資ではありません。

 

集中的に少数銘柄に投資するスタイルを集中投資、機関投資家のようにリスクヘッジのために複数銘柄に広く分散する手法を分散投資と定義します。

 

分散投資とは Goo辞書
一定の期待リターンを保ちつつリスクを低減させるために、複数の投資対象に資産を配分し、個々のリスクを相互に相殺、緩和することを目指す投資手法を「分散投資」と呼びます。これに対し、単一あるいは少数の投資対象に資産の大部分を投資する手法を「集中投資」と呼びます。

 

平均的な投資家が分散投資を好きな理由

 

一般的な書籍でも分散投資の重要性が語られるほど、分散投資は万人に好まれる方法です。

 

集中投資するということは、ある特定の銘柄について企業分析に膨大な時間を必要とします。

 

日本の上場会社数をみると、第一部に1979社、第二部に540社、その他を合計すると全部で3500社を超えています。

 

プロの期間投資家であれば、これらの企業をウオッチすることは可能かもしれませんが、サラリーマン投資家であればまず不可能です。

 

そう考えると平均的な投資家は、特定の銘柄に集中投資するよりも、複数の業界、複数の銘柄に分散投資した方が、投資家は安心して夜眠ることができます。

 

分散投資の究極の形態と言われるのが、市場の平均に掛けるインデックス投資です。
結局のところ分散投資を目指せば目指すほど市場平均に近づくだけです。市場の上昇局面では、平均的にそこそこ儲けて、暴落時には平均的に大損するだけの話です。

 

そもそも分散投資を基本スタイルにして投資を行っているのは、巨額な資金を動かしている機関投資家です。

 

資金が少ない個人投資家には向きません。

 

分散投資のプロである投資信託のヘッジファンドも、リーマンショックのときには大損して市場から退場しています。

 

平均的な投資スタイルを目指しても平均的なパフォーマンスしか得ることができません。


平均的なパフォーマンスを望むのであれば、個別銘柄の分散投資はやめてインデックス投資に集中するべきです。

 

分散投資が好きな投資家は万人が得る結果しか得られない

 

集中投資をする際にどれくらいの保有銘柄数を持つかは、投資家本人のリスクに対する考え方、年齢、投資手法に依存します。

 

個人的な感覚でいうと、
100万円しか資金がないのであれば1銘柄
500万円なら2~3銘柄
1000万円なら3~5銘柄

 

が理想だと考えています。

 

100万円しか資金がない投資家が、10銘柄くらい持っている人を見かけますが、かなり違和感を感じます。

 

そういう投資家ほど、銘柄選びに自信がないせいかムダに銘柄の売り買いを繰り返しています。

 

10銘柄のうち1つがテンバガー(10倍株)だったとしても、全体のパフォーマンスは200万円です。

 

分散投資が好きな投資家が痛いところは、万人の方法を好むため、万人が得る結果しか得られない事です。

 

投資は8割が負ける世界ですが、その8割に収まります。

 

集中投資による失敗は資金が少ない年齢の若いうちに経験する必要があります。

 

失敗は成功する上で欠かせない道です。成功する投資家ほど若い時に大きな失敗を経験しています。

 

資金が100万円の時に、株価が50%暴落しても50万円の損です。資金が1000万円の時には、500万円の損です。

 

50万円は安い授業料です。同じ失敗をするのであれば、やり直しがきく年齢が若い内に経験しておいた方が得です。

 

50万さえ損をしたくないと考えるのであれば、投資をしない方がいいです。投資家として成功するよりも、本業に力を入れて資産を増やした方がマシです。

 

ウオーレン・バフェット

「分散投資は無知に対するヘッジだ。
 自分で何をやっているかわかっているものにとって
 分散投資はほとんど意味がない」