セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

TOEICの勉強は時間のムダ

最近では、多くのサラリーマンがTOEICのスコアアップを目標にしたり、企業がTOEICのスコアを昇進の条件にするケースが増えてきました。

 

サラリーマンの間では一種のTOEICブームのように感じます。まるで高得点さえ取れれば、高収入が得られるかのように語る人がいるほどです。

 

TOEICの受験者は年々増加傾向にあります。

 

http://www.toeic.or.jp/library/toeic_data/toeic/pdf/about/transition.pdf

1950年に「50万」もいなかった受験者は、2014年には250万と急激に上昇しています。グラフを見ると、まだまだ順調に伸びていきそうです。

 

英語を頑張って勉強してもたいして上達しない人、低収入のサラリーマンほどTOEICの結果を過度に期待しています。

 

TOEICのスコアを8、900点を必死に取ったからといって、実践で使える英語は一切身に付きません。TOEICという単なるテスト勉強を必死になって勉強する人ほど、本来の英語習得の目的を見失っています。

 

本業で英語を使うためではなく、趣味で英語を勉強するのであれば、余計テスト勉強ではなく違う方法で英語を学ぶべきです。その方が上達します。

 

英語を勉強する目的が曖昧だと、多くの人は椅子に座って勉強することに嫌気がさして、結局辞めてしまいます。

 

 

本当のグローバル企業はTOEICを評価しない

 

もし、あなたが英語を活かせるグローバル企業に転職活動をしようして、本気でグローバル展開を行っている企業であれば、応募者の英語のスキルを測るのは、TOEICのスコアではなく、英語面接など実践のスキルで判断します。

 

もちろん、面接で話す内容も日常英会話ではなく、その分野のビジネスに関する英語です。

 

応募した企業で、採用のときにTOEICのスコアを重視されるということは、海外にいちおう支店や拠点はあるけれど、実際に英語を使う機会は少なく、高い英語力の社員がいない可能性が高いです。現実的にそういう企業が大半です。

 

日本企業が海外に進出した場合、多くは現地の人が日本語を覚えてくるので、英語を使って仕事をするケースは稀です。そういう企業に入社しても、英語を使う需要はないため、収入もたいして上がりません。

 

 こういう企業に応募した場合、面接を担当する人は英語ができるわけでもなく、海外に1人で行ったこともないおじさん世代なので、英語が重要だと本気で勘違いしています。

 

また、本気で海外に事業展開しているグローバル企業の多くは、英語のスキルも求めますが、それ以上に実務のスキルを重視します。TOEICで高得点を取るために、必死にテスト対策をするよりも、実務のスキルを上げた方が効率がよかったりします。

 

テストや資格の勉強に比重を置きたがる残念な思考

 

ビジネス英語を身に付けるために、TOEICなどのテストや資格の勉強をするのは、ビジネスの思考が学生と同じです。

 

ビジネスで使うプログラミングのスキルを身に付けるたいのであれば、基本情報技術者やシステム監査技術者の資格を取ることは時間のムダです。知識は身に付きますが、ビジネスなどの実践で使うスキルは身に付きません。

 

実践で使うスキルを身に付けたいのであれば、自分で開発環境を用意してプログラムした方が何倍も効果があります。

 

TOEICを勉強することによる一番の弊害は、英語の基本的な知識を身に付けるまではいいですが、高得点取るために、単語の暗記やテスト対策のために多くの時間をムダに消費してしまいます。

 

仕事を辞めてまでワーホリや長期留学しようとする人は多いですが、そういう人はビジネス英語という視点がすっぽり抜けています。

 

TOEICの点数で企業から評価されるのは学生までです。採用する企業からみたら、ビジネススキルがない学生を判断する材料が他にないので、TOEICのスコアや資格は十分に評価されます。

 

日本では、TOEICは英語能力を測る国際的な標準基準のように語られますが、TOEICの受験者の8割は、日本人と韓国人と言われています。どちらも試験やテスト勉強が好きな人種です。

 

そもそもお金がもったいない

 

TOEICを運営しているのは、国際ビジネスコミュニケーション協会(経済産業省所管の財団法人)ですが、受験料5千円に受験者数を掛けると、年間120億円になります。

 

毎年同じような試験を機械的に開催するだけで、これだけのお金を稼ぐのはぼろ商売です。事実、協会が開催する試験は年に8回もあります。

 

本気で英語を上達させるためには

 

本気で英語を勉強したいのなら、興味のわかないTOEICのリスニングテープを聞いたり、つまらない穴埋め問題を解くよりも、自分の興味のある英語を聞いたり、ニュースを読むべきです。

 

技術が好きなエンジニアならITに関連するニュースを読んだ方が頭に入るし、経済が好きならアメリカやイギリスで放送しているエコノミーのニュースを見た方が何倍も楽しく英語を学ぶことができます。

 

好きな海外ドラマを英語字幕で見た方がリスニングは上達します。

 

英語を勉強しようとすると問題集ばかり手にする人が多いですが、興味がない英文や英語のテープを聞いて、なにが楽しいのか疑問に思います。