セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

地方で車を所有しないと年間「56万円」得をする

都市部を離れて地方に住んだら、車がないと生活できないという話をよく聞きますが、それは本当でしょうか。

 

わたしの場合、県庁所在地でもなく、駅周辺に行くまでにバスで30分ほど掛かる場所に住んでいますが、意外と車がなくても十分に生活できています。むしろ、地方という生活コストが低く、車にバカ高い維持費を払わないことで、金銭的に豊かな生活を送ることができます。

 

地方なので都市部に比べて収入は少ないですが、贅沢をせず、海外旅行にも行かなければ、サラリーマンの収入だけで「150万円」前後貯金できます。この分を投資に回すことで、資産はどんどん増えていきます。

 

軽自動車を保有することで、年間「56万円」無駄に払うことになります。普通自動の場合は「67万円」です。最近では、自動車を買わない若者が増えたとよく言われますが、合理的に考えると、高い保険料や税金を払ってまで車を保有するのは、賢い選択とは言えません。

 

とくに家族がいない20代の独身者であれば、車がなくてもそれほど困らないはずです。ひと昔前より、レンタカーのサービスも充実してきたので、生活費を削ってまで車を持つ必要性はなくなりました。

 

 

車所有にかかる年間維持費を計算する

 

まず、車を所有することでどれだけ無駄なお金を払っているか知る必要があります。本体価格「100万円」、諸経費「30万」、合計「130」万円の軽自動車を購入した場合の年間の維持費です。

 

初期費用
 購入価格    130万円

 

年間コスト
 ガソリン代   93,000円
 駐車場代    60,000円
 自賠責保険料  10,985円
 任意保険料   50,000円
 車検代     40,000円
 消耗品代    30,000円
 自動車税     7,200円
 重量税      5,700円
 合計     296,885円

 

参考
軽自動車と普通車の1年間にかかる維持費比較

 

軽自動車を購入した場合、合計で「30万円」前後の経費が必要になります。駐車場は月に5000円で計算していますが、住む場所によって大きく変わります。軽自動車ではなく普通自動車を購入した場合は、税金があがるので「41万円」です。

 

2013年の20代の乗用車(新車)買い替え年数の平均は「4.2年」なので、5年もつことを前提で購入したと仮定します。そうすると、「130万円」の初期費用を5年で割ると「26万円」です。

 

これと経費を合計すると、年間で「56万円」払っていることになります。サラリーマンの2回の賞与のうち、1回分が全部消えても足りない額です。

 

月に換算すると「4万7千円」です。逆に車を購入しないで生活した場合、月に「4万7千円」も自由に使えるお金が増えます。

 

会社の近くに住む

 

地方に住んでいると、大半の人が会社に通勤するために車が必要です。つまり、月曜から金曜に会社に出勤するために、月に「4万7千円」払っていることになります。

 

単純な話、会社の近くに住めば車を買う必要がなくなります。地方であれば、市内に住んでも家賃はたかがしれています。通勤にかける労力を少なくなれば、仕事に対するアウトプットも上がります。わたしは月の家賃は「2万8千円」しか払っていません。

 

インターネットのおかげで、家具や日用品、本などは簡単に注文でき、早ければ翌日には家まで届けてくれます。持ち運ぶのが大変な物は大抵ネットで買うし、めんどくさい時は衣服もネットで購入する時もあります。徒歩圏にスーパーかコンビニが1件ずつあれば何とかなります。

 

レンタカーサービスが充実している

 

最近では、車を所有することがバカらしいと考える人が増えてきてるので、そういう人達のために様々なサービスがあります。本当に必要な時だけレンタルすれば、コストは最小限に抑えることができます。

 

過去に利用したことがありますが、古くなった中古車を月に「3万円」で貸し出しているサービスもあります。1日あたりの使用量は、「1000円」です。保険料や税金は業者が負担しているので、利用する方は利用料だけ払えばいいだけです。

 

金曜日の夜から月曜の朝までと、週末だけ貸し出しているレンタカー屋も増えています。「8000円」で貸し出しているので、毎週末借りたとしても「3万2千円」ですみます。

 

以上を考えると、平日に会社に通勤するために、高い保険料や税金を払ってまで、自動車を保有するのはバカらしくなってしまいます。特に家族がいない20代の独身者であれば、必要な時だけレンタルした方が明らかに得です。

 

地方に住む若者はそもそも車が買えない

 

地方に住んでいると車通勤が当たり前なので、徒歩で通勤していると不思議な目で見られます。ですが、最近入社した新入社員も車を購入する人が減ってます。地元で自宅から通う人たち以外は、車を購入しないで徒歩圏内にアパートを借りています。

 

車にかかる経費を計算して、合理的な選択をしているというよりも、買いたくても買えないと思っている方が多数派かもしれません。実家から通える人は、住宅費や食費がかからない分、車にお金を使えますが、新入社員で地方の安い給料を考えると現実的に難しいのも理由にあります。

 

年収ガイドの20代前半の平均年収をみると「248万円」です。税金分を2割差し引くと、1年間の手取りは「200万円」、月の手取りはわずか「16万6千円」です。そこから、家賃や光熱費、携帯代、通信費、食費、交際費などを差し引くと、手元に残るお金はそれほど多くありません。

 

そこから、月に4万以上維持費が掛かる車を購入するのは、現実的に厳しいです。車を買ってまで生活費を切り詰めたいと思うのは少数派です。