セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

仕事は楽しいかね① 仕事についてじっくり考えてみる

仕事は楽しいかね① 仕事についてじっくり考えてみる
仕事は楽しいかね② 試してみることに失敗はない 
仕事は楽しいかね③ あえて計画を立てない事

 

デイル・ドーテン氏の「仕事は楽しいかね?」という本を読みました。誰もが当たり前に思っている、「働く」という事を考え直させてくれる内容です。

 

この問題を真剣に突き詰めていけば、ほとんどのサラリーマンは「楽しくない」と答えるのではないでしょうか。中には、やりたい事と仕事が一致していて、仕事が好きでたまらないので、どんどん出世していく人もいます。しかし、そういう会社員はごく稀で全体の1割にも満たないはずです。

 

休みの日も仕事のことを考えるのが好きで、週末も仕事関係の本を手にとって勉強するのが好きであれば、自然と仕事でも成功していくので、問題はないですが、実際には多くのサラリーマンがそうではないということです。

 

やりたい事があるけれでも、もしくはやりたい事が見つかっているわけではないけれど、生きていくために我慢して会社に出勤する人が大半です。都会であれば、毎朝通勤ラッシュに紛れて、帰りは残業して疲れきった顔で家に帰る、地方であれば、暮らすためには車を買い、家族ができたら出勤して住宅を購入します。地方に会社は少ないので、一度入社した会社に定年まで勤める前提で働きます。

 

社会に出てサラリーマンを見ながら、こういう生き方にずっと疑問を持ってきました。残業して遅くまで一生懸命働いても、一年間の昇級は数万から数10万円、週末や連休になると自由を得たように喜ぶ、お酒を飲んだら会社の愚痴が始まる、家族を犠牲にして残業してまでやりたい仕事のはずなのに、週末は仕事の勉強をしない。

 

自由に好きなことできるのは大学生までだから、社会人になるまでに遊んだほうがいいという人がいますが、これが本当なら、そんな人生は本当に生きていて意味があるのかと疑問に思います。定年まで勤めると誰もが40年近く働き続けることになります。

 

毎日、同じ場所にいって、同じ席に座って40年近く、同じ仕事をし続けることにどれだけの意味があるのだろうか。組織に所属して仕事を続けることによって、それなりの達成感もあって、やりがいや責任も増えてくるけど、今よりもう少し自由になって、毎日違う日常を生きたいと思う人はいるはずです。多くの人が大学生自体を楽しかったと思うのであれば、大半がそう思うのではないでしょうか。

 

自由に生きようと思えば、組織に依存しないで自分の力だけで生きていくことになるので、すべての行動に自己責任が求められます。昇給できるか、退職金を稼げるかどうかは、すべて自分次第です。業績が悪くても、上司や同僚の責に一切できません。誰もがこの責任を取りたくないために、思考を停止させてサラリーマンで生きることが正しいと、無理に信じようとしているような気がしています。

 

経済が順調に成長していたひと昔前にくらべて、サラリーマンでいることの利点は明らかに薄れつつあります。それは実際の具体的な数値を並べてみなくても、満員電車に揺られているサラリーマンを見れば、感覚として理解できるはずです。一方で、不況が数10年続いたことによって非正規社員が増加し、サラリーマンでいられるだけでマシ、大企業に入ったら人生のすべての問題が解決できる、という風潮があります。

 

安定を求める学生に人気な職業に公務員が挙げられています。若いうちは給与が安いけれど確実に昇給できる、リストラがない、退職金が貰える、たしかにこの不況の時代を考えれば、魅力に見えるかもしれないけど、本当にそんな縛られた生き方が幸せなのか疑問です。

 

若いうちから安定を求めると、安定に反比例してスキルが低下します。スキルが身につかないということは、人生の幅を大きく狭めてしまいます。

 

自由に生きるためには、すべてが自己責任になるため人よりも知識を身につけてる必要があります。それでも、組織に縛られない生き方ができるのであれば、十分に人生を楽しめると思っています。