サラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

株式投資④ 銀行員が進める投資信託の商品は買わない

[1] 株式投資は儲けようとするのではなく損をなくす作業
[2] 株式投資で成功するための投資戦略を考える
[3] 株式投資で成功するためにはメンタルを鍛える
[4] 銀行員が進める投資信託の商品は買わない
[5] 銀行員が進める分配型投資信託の商品は買わない

 

銀行員や証券会社が進める投資信託は買わない方が賢明です。投資信託とは、顧客からお金を集めて投資の専門家が株式や債券などで運用している金融商品のことを指します。

 

投資信託のメリットとして良くあげられているのは、何を買ったらいいかわからない個人投資家に対して、投資信託なら運用のプロがきちんとリスクを分散してくれるから安心である、というのがあります。

 

まずこの前提が間違っています。投資信託に高い手数料を払って、ほとんどの投資会社の運用成績が常に日経インデックスのような市場平均より上回っているのであればこれは成り立ちますが、実際には大半が市場平均さえ上回っていないからです。これはすでに、投資信託の運用成果を測定した調査・研究が発表されていて、ある程度正しいと証明されている内容です。

 

法律や税金の専門家や医者と違って、投資のプロというのは存在しないです。投資のプロがいるのであれば、理屈的にはほとんどの人は損をしなくなります。専門家の情報量に比例して投資成績が高いとは限らず、その世界のプロですら、必ず勝てるような単純な世界ではないからです。

 

投資信託を選択するということは、市場が上昇しているときは平均並みにそこそこ儲けて、市場が下降しているときは、平均並みに下がるだけの話です。日本国内で販売している投資信託は5000本あると言われますが、この中から数少ない運用成績の良い投資信託を運で選ぶのであれば、上場している個別銘柄から自分で選んで投資した方がマシというのが私の考えです。日本の上場企業数は、2016年で3533社です。

 

他人に運用を任せるという事は、株や経済を学ぶ貴重な機会を失うし、失敗から学ぶということもできなくなります。

 

投資信託を購入する場合、平均で「3~4%」程度の手数料がかかると言われています。一定量の収益が約束されているのであればいいですが、この手数料から高いファンドマネージャーやアナリストの給料、営業マンや宣伝費も含まれると考えると、それだけでもったいないと思ってしまいます。

 

300万円投資し4%の手数料を払えば、年間のコストは「12万円」になります。300万円の資金で個別銘柄を3、4回売買しても手数料は数百円の世界です。その投資会社に500人が同じ条件で契約すれば、それだけで投資会社の売り上げは「6000万円」になります。顧客が1000人集まれば「1億2000万円」です。運用パフォーマンス以前に投資会社の目的は、顧客を集めることに集中します。

 

投資信託を勧められて購入を迷う人がいますが、構造的な問題がある以上、投資信託は投資対象から考えるまでもなく外すべきです。その中身が本当に優れているのかどうかを判断する事さえ時間の無駄です。投資信託商品を作ったマネージャーは投資の知識は豊富だし、販売を進める営業マンは販売のプロです。投資に多少知識のある個人投資家が中身を簡単に否定できるほど、単純ではありません。販売のプロは中身が投資信託の中身がどうこう関係なく、自分の売り上げ目標を達成するために必死に営業の勉強しています。

 

投資信託がほんとうに優れているかどうかを判断するために時間を使うよりも、銘柄の勉強をした方が有益だと思います。