サラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

株式投資② 株式投資で成功するための投資戦略を考える

[1] 株式投資は儲けようとするのではなく損をなくす作業
[2] 株式投資で成功するための投資戦略を考える
[3] 株式投資で成功するためにはメンタルを鍛える
[4] 銀行員が進める投資信託の商品は買わない
[5] 銀行員が進める分配型投資信託の商品は買わない

 

株式投資についての書籍を買うと、投資で成功するための方法論が語られています。しかし、それらはその人それぞれの成功体験なので、最終的には自分に合った投資戦力をみつける必要があります。人によって収入も財産も違うし生活水準も違います、取れるリスクの量も生活スタイルに大きく依存するからです。

 

例えば、短期で投資をするのか長期でするのか、逆張りか順張りか、インデックスでリスクを減らすのか個別でリスクを取るのか、業績回復株に投資するのか、急成長株にするのか、配当金や優待をメインにするのかなど、選択肢は無限にあります。

 

一度これらの投資戦略を決めたなら、感情的に判断するのではなく、機械的に判断する必要があります。その時々の感情によって判断し行動してしまうと、一貫性のない行動になってしまうからです。また、実際の市場での経験と投資ルールを常に見直して柔軟に対応する必要もあります。最初から適切な投資ルールが作れるとは限らないので、経験の中で自分に最適な投資ルールを確立していく事になります。

 

私の場合は「業績回復株」に完全に絞って投資しています。不足の事態で大きな問題を抱えた企業があると、その株と動向を注意深くチェックします。そして、以下のような条件に合致したときに購入するようにしています。

 

・問題が起きて短期間で大きく値崩れしていること
・問題の内容が、構造的な理由でないこと
・問題の内容に関わらず、キャッシュを得るための高い技術やサービスがある
・一時的に債務が増え、資金繰りにこまったときに、融資先がいること
・自己資本比率が高く、すぐには倒産のリスクが低いこと
・問題が起きた原因が、直接のビジネスモデルと関係ないこと
・悪いニュースが出尽くしてきて、リスクが見積もれるようになってくること

 

理想は、下降している段階で購入することです。最初の購入をはじまて半年間程は20~30%下降し、徐々に反転してくれるのが理想です。下げが続く中、さらに買い支えるのでストレスは大きく、倒産のリスクもあります。

 

しかし、数年後に問題を解決できて値を戻した時に、その時の市場に左右されずに大きく儲けることができる点が魅力です。一度購入した株は売らず、生涯保有を前提で購入します。配当金も依然の水準に戻して支給される可能性が高くなるからです。

 

どうしてこの投資方法を選択しているかというと、まず、サラリーマンとして時間が限られているため、上場企業の企業分析に多くの時間を使えないことが理由にあります。素人が財務諸表を読み込んだところで、プロに比べて得られる情報も限られるというのが私の考えです。

 

プロと同じ手法で、情報戦で勝負しないのが私の理想です。大きな問題が起きて、短期的に暴落した株は、格付け会社から低い評価をうけます。顧客に説明責任があるプロの投資家はそのような株を持つことができません。誰もが持っているIBMの株を、投資を知らない顧客に説明するのは簡単ですが、東京電力のような株では高い手数料を払っている顧客は納得しないからです。数年後に問題が回復して、ある程度株価が戻った後でないと機関投資家の投資対象になりません。

 

また、一度買ったら売らないことに決めています。何かを理由に売ったり買ったり繰り返していたら、自分の投資ルールの勝敗以前に運に大きく左右されてしまうからです。今回のケースは市場がこう動いたからとか、前回のケースは違ったからとか、答えのない問題を考えるのは面倒です。最終的に、投資した企業が倒産したとしても、高い授業料だったと潔く諦めることにしています。

 

業績関連株に集中することで、どういう問題でどれだけ下落するか、どういう会社が生き残れるのか、潰れるのかを注意深く観察することによって、業績関連の投資家として経験値があがっていくことを期待しています。サラリーマン投資家が限られた時間を有効的に活用するためには、ある程度投資対象を絞る必要があります。時間的な制約がある以上は、成功したプロの投資家の成功法を真似るのは危険です。