サラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

株式投資① 株式投資は儲けようとするのではなく損をなくす作業

[1] 株式投資は儲けようとするのではなく損をなくす作業
[2] 株式投資で成功するための投資戦略を考える
[3] 株式投資で成功するためにはメンタルを鍛える
[4] 銀行員が進める投資信託の商品は買わない
[5] 銀行員が進める分配型投資信託の商品は買わない

 

スポーツの世界で活躍する優秀な監督の言葉で、
「試合に勝つために練習しているのではなく、試合に負けないために練習をする」
と語っていたのがとても印象的でした。

 

弱いチームが試合に負ける理由は必ずあります。練習をさぼっていた、試合前に相手チームの分析ができなかった、ミスをして点を取られた、弱点を克服できなかった、など分析すれば必ず原因が見つかるはずです。負けた理由を正しく分析し、一つずつ減らすことで、徐々に勝敗は上がっていきます。

 

逆に試合に勝つ時の理由とは、簡単には見つからないものです。プロの世界の勝負事では、その時々の相手の状況や運で大きく左右されるからです。

 

株式投資についても同じことが当てはまると思っています。
いくら経済や歴史、政治のことを勉強して、投資に詳しくなったとしても、常に高い成績で運用できるとは限りません。勉強時間に比例して、投資成績が伸びていくほど単純な世界ではないからです。勉強に比例してお金持ちになれるのであれば、大学を卒業する大多数の人がなれます。

 

こういう投資のような世界で成功するためには、できるかぎり損をしている原因を減らすことです。損している原因を減らすことによって、自然と運用成績が上向いていきます。

 

投資をある程度勉強することによって、市場で経済的に合理的な判断ができ、間違った判断を減らすことができます。市場が予想外に大きく動いたときでも、冷静に行動できれば損失を減らす事ができます。冷静に判断できたからといっても、市場で儲けられるわけではなく、損失を減らすことができるだけの話です。

 

日経インデックスの利回りやヘッジファンドの運用成績を知っていれば、手数料の高い投資信託を買って証券会社に高い手数料を払うことがなくなります。デイトレーダーの全体の勝率を考えれば、証券会社に毎日売買手数料を払うという事もなくなります。1日に10回、100円の手数料を払えば、1年間で「36万円」の損失になります。

 

投資で大きく負けて市場を退場する人は、必ずどこかで大きなミスをしています。自分の予想が当たることを前提で掛けたとか、大暴落時に損失を最小限にするために損切ったとか、間違った統計データを集めて分析していたとか、運用成績をあげるために常にアクティブに行動しようとすると、自然とミスが多くなってしまいます。

 

必ずしも市場で儲けるために、人より優位な情報を得たり、先のことを正確に予想する必要はないです。成功している投資家ほど、慎重で注意深く行動し自分のミスを減らしながらゆっくりと金持ちになろうとします。