セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

ユーロはいずれ消滅 ジム・ロジャーズ(2008)

 

 

投資家の中で一番好きな「ジム・ロジャーズ」です。2008年にすでにユーロが消滅するだろうと発言しています。

 

2008年
「ギリシャのような一部の国がユーロをいいように利用した。ユーロに加盟するだけでドイツのような加盟国から、低い金利でお金を調達できるようになる。政治家は低金利で借金を積み重ね、暴走した。ユーロは10~15年後に消滅する。秩序がもう守られていないからね。」

 

2010年の記事
欧州連合(EU)が総額1兆ドルのユーロ支援策を決めたことについて「ひどい措置だ。これでユーロがいずれ消滅することは確実になった。支援策の導入は、何をしても救済されることを意味する」

 

「私もユーロを持っているが、今回の措置を受けて、真剣に考え直している。ユーロ内部からの腐敗が進み、いずれ完全に消滅するだろう」と述べた。

 

ジムロジャーズは予想が当たらないとか(特に短期の予想で)、発言が過激でポジショントークが多いと批判されることも非常に多いですが、やはり「長期の視点」は格別です。(中長期、逆張り投資家です)

 

昔これを見たときは、近い将来でそんなことはありえないだろうなとは思っていましたが、今回のイギリスのEU離脱によって、かなり現実味があります。実際には、EUの解体がどれほど進むかわかりませんが、もし、ドイツとフランスがEUを維持することを辞めたとしたら、事実上「EU崩壊」になります。他の地域でもすでに、住民投票を検討している国があります。

 

経済的混乱は避けられないですが、ドイツやフランスからみても、ギリシャ予備軍(イタリア、スペイン、ポルトガル等)の現状をみて、ユーロ圏を維持することにそれほどメリットを感じていないのではないでしょうか。いくら財政支援をしようが、これらの国々が立ち直れるようには到底みえません。

 

ジムロジャーズが10年以上前に出版した本で、「今後は北部と南部で分裂する国が増えてくるだろう」とも予想していました。今回のケースでいえば、イギリスの「スコットランド」と「イングランド」に当たります。スコットランドは、イギリスのEU離脱を受けて、早くも2回目の国民投票を行う事を決めています。

 

イタリア、スペインでも、地域や民族によって「推進派」と「離脱派」が大きく別れれば十分にあり得るシナリオです。

 

今回、改めてジム・ロジャーズが凄いなと思いました。過去に読んだ本をもう一度読み直してみます。

 

ジムロジャーズ

私は常に、投資で成功したければ学や歴史を学ぶべきだといってきました。いつの時代も根本的な部分で世界には何も新しいことなど起こっていません。過去に成功しえなかった政策というものは、時をおいてもうまくいった試しがないのです。