セミリタイアしたサラリーマン投資家
2017年夏にセミリタイアし、海外と日本のデュアルライフを目指します

若い人が銀行貯金で運用することが、1番リスクが高いと思う理由

 

手元に300万円の資金があったとしたら、以下4つのどの方法で資産を運用するでしょうか。

 

[A] 銀行貯金で0.02%の金利で運用
[B] 元本保証の国債0.5%で運用
[C] 日経平均インデックスで5%で運用
[D] 多少リスクを取って個別銘柄で運用

 

大半のサラリーマンは、運用をしているという意識がないままAを選択しています。運用という観点でみるなら、Aはまず論外です。300万円預けても年に受け取る金額は600円です。引き出し手数料を6回払えばあっという間にマイナスになります。

 

リスクを取りたくないのであれば、最低でもBを選択するべきです。元本保証といっても、国家が破綻したときは価値がなくなりますが、それほどの非事態であれば、Aで運用していたとしても、貯金封鎖でお金が引き出せなくなります。

 

知らない人はいないと思いますが、かつて日本でも1944年に日本国債の発行残高が国内総生産の2倍に達して、現実に貯金封鎖が実施されています。その後預金がどうなったかは想像に難しくないと思います。ギリシャやアルゼンチンだけの話ではないです。

 

景気動向にどうしても影響されてしまいますが、リスクを取りたくないのであればCを選択するのがベターだと思います。Bの国債はリスクが小さい分、リターンが少なすぎます。日経インデックは景気が悪い時に、地道に積み立てていけば必ず利益をあげていくことができるからです。

 

私はリスクを覚悟の上でDで運用しています。収入が少ないサラリーマンが資産を築いていくのであれば「どうしてもリスクは必要になる」からです。「年齢が増えてからリスクを取るよりも、なるべく若い内にリスクを取って金融リテラシーを向上させる」必要があると考えているからです。

1000万円の資金で失敗するよりも、100万円の資金で失敗した方が確実に修正が効きます。また、プロの投資家と違って、別に収入があるので、多少リスクを取ってでも、「精神的なストレスは比較的少ない状態」で市場に参加できます。

 

最近多いですが、今まで投資したことがない退職金を貰った年配者が、銀行マンに勧められて金融商品を買うのはとても危険です。銀行マンからしたら、彼らは高い手数料を払ってくれる「絶好のカモ」です。
他の選択肢と違って、金融リテラシーを向上させて投資について学ぶためにもDの選択は不可避です。

 

同僚と話をしていると、リスクがあるという理由で投資をしない人が多いですが、どうしても違和感を感じます。リスクを最大限取りたくないのであれば、Bを選択するべきだし、Cでも十分にリスクを分散することができるからです。リスクとリターンを天秤にかけるなら、Cを選択するべきです。

 

銀行貯金以外で運用しない理由を聞いた時に、「株式投資はリスクが高い」と言われると、ついムキになって反論してしまいます。将来的な視点でみると、収入源が1つしかサラリーマンにとってAを選択しているということは、非常に大きなリスクを取っていると私は思っています。

 

収入源が1つしかなく、会社の業績が落ちたら収入が劇的に減ります、会社が潰れたら収入がゼロになります。リストラの可能性も十分あります。また若いうちに金融リテラシーを身に付けられない事こそが一番のリスクになると思います。