ポテパンキャンプはオンラインスクールではないが、3ヶ月10万円のRuby講習に加えて転職支援が付くスクールだ。さらに転職が決まれば全額キャッシュバックということだったので詳細について調べて見ることにした。
セブ島のIT留学にしても、オンラインプログラミングにしても、実質ゼロ円でプログラミングを習得できる学校は多い。それほど、企業がエンジニア不足に陥っていることがわかる。
また、ポテパンはプログラミング研修の他に、転職企業のネットワークを利用して現役エンジニアのフリーランスの支援も行っている。
特徴
ポテパンキャンプの特徴を大まかに説明すると
・転職付サポートで3ヶ月10万円と格安
・転職が決まれば全額キャッシュバック
・転職特化型Rubyレベルアップ研修
・ITキャリア専門の転職支援企業が運営
・スタートアップCTOが講師を務める
・独自ECサイト作成
ポテパンのRubyレベルアップ研修
ポテパンキャンプでは選択できるコースはひとつしかない。ポテパンキャンプの特徴は、Rubyに特化している事、3ヶ月10万円と格安である事、転職が決まれば全額キャッシュバックされる。つまり、授業料ゼロでプログラミングが学べて転職することが可能だ。
ポテパンの授業の進み方と身に付くスキル
①無料カウンセリングと選考
②ECサイト開発開始
③仕事探しと面談対策開始
④企業面談開始
無料カウンセリングで、進みたい方向をコンサルタントと相談する。研修に参加が決まったら開発環境を揃えるところから始める。目標は独自のECサイトを作成することがプログラム研修の目標。
タスクはそれぞれ与えられ、週に1回のライブレビューの場で担当講師からレビューをしてもらう。実践に近いレベルのソースコードでサイトを完成させる。
サイトが完成したら、キャリアコンサルタントに相談しながらやりたい仕事や方向性を決め、転職活動を開始する。
ECサイトでは具体的に以下の知識を身につけることになる。完成する頃には開発現場で必要な基礎知識は全て習得している。
どうしてこんなに安いのか?
他のオンラインスクールの費用を見ると3ヶ月で20〜30万円が相場になるので、ポテパンキャンプは破格の安さだ。
なぜ、他のスクールと比較して安いのかというと、他のオンラインスクールのようにマンツーマン講師が付かない、オンラインで受講する教材がない、プログラミングコースはRubyの1本だけに絞っていることが大きい。
つまり、経費の掛かることは全て削ぎ落として、エンジニアになるために必要な最短ルートだけに資源を集中させている。
また、ポテパンキャンプはITキャリア専門の支援企業が運営しているので、転職支援を本業にしているからだ。ITやWeb未経験者を育てて、提携している企業に就職してもらうことを前提にサービスを提供している。
もちろん、10万円の授業料を支払うのはエンジニアを採用する転職先の企業だ。それほど、IT業界ではエンジニアが足りていないということだ。
提携先企業
ポテパンキャンプにオススメする人
・とにかく費用を安く抑えたい人
・Web系のエンジニアになりたい人
・Web系企業に就職したい人
・ひとりで黙々と作業が進められる人
基本的に拘束されるのは週に1回だけ、それ以外は業務後や休日にタスクをこなしていくので仕事が忙しいサラリーマンでも受講しやすい。
逆にいうと、すぐに質問できるアドバイザーが側にいない、教材がないと進められないという人には向いていない。また、週に1回のライブレビューは渋谷で行われるので、東京に在住していない人は受講できない。
個人的に思ったのは、他のプログラミングスクールと比較してポテパンはかなり特殊なので、合う人には合うけど合わない人には合わないという感想を持った。
Web系エンジニアになることを前提とした集中短期型の講習なので、目標がしっかりと定まっている人には適したプログラムだと思う。学習サイトやスクールの教材を習いながら地道に進めるよりも、タスクが明確に合ってそのためにどうするかということを自分で考える必要がある。
実際の開発現場では、技術を覚えながら仕事を進めていく現場が大半なのでかなり実践に近い形式だ。技術の現場では常に新しい技術が生まれる、上司が必ずその技術を知っているとも限らない。前と同じやり方で開発している企業の技術レベルは低くなってしまう。
短期間でRubyエンジニアになりたいと思っている人には良い環境だけど、集中して取り組めなかったり積極的に質問できない人には難しいのかもしれない。
無料カウンセリングがあるので、まずは相談して見ることをオススメします。ITキャリア専門のエージェントなので、業界の最新動向なども教えてくれます。